人生は人とのご縁なので障害特性を踏まえて使える手段をフル活用する(個人的見解)
私はメールマガジンで様々なチャレンジド関係者に取材して、対談として毎週情報発信しています。
どちらかと言うとインドア派の私がいかにしてそのような活動を実現させているかについてです
取材対象者とのご縁の生まれ方は大きく分けて3つです。
1.直接会って知り合う。
2.facebook
3.ご紹介
それぞれ簡単に見ていきます。
1.直接知り合う
これは発病前から続いている関係を大切にしているのは当然として、
講演会やセミナー、交流会に目的意識を持って参加して出会う。
講師の方は勿論、参加者と積極的にご挨拶をさせて頂けば後に続く関係に発展します。
また、最近は私自身がイベントを主催するようになったのでそこにお越し頂けた人とは
濃い関係になることが多いです。
2.facebookを活用する
実はこれが数では一番多いです。
上手に使えば普通知り合えない人とかなり近い距離感でコミュニケーションがとれます。
尊敬するナミねぇ(竹中ナミさん)とはここで繋がりました。
私が
「竹中さんが『チャレンジド』と言う言葉を新聞のコラムで紹介されているのを読みました。
その考え方を知って私の人生の方向性は決まりました。その思想をベースに活動し始めたところです」
という感じの熱いメッセージを唐突に送りました(笑)。
それで覚えて頂き、やりとりをするようになりました。
すぐに「ナミねぇって呼んでや」と言われ、半年しないうちに、対面を果たしました。
facebookユーザーの一定数は、個人情報をオープンにしています。
つまり、使っている人には比較的接近しやすいと言えます。
で、その後1対1で対面してインタビューをさせて頂きこのブログでも掲載させて頂いています。
更に、ナミねぇがフェイスブックで発信されている情報から数人の聴覚障害者の方と繋がりました。
私が手話の達人ではないのと遠方の方もいたのでメールで取材しました。
このうちお二方とは講演の場でお目にかかりましたが、どちらの方にも
「フェイスブックと印象違うね。こんなにシャイだったとは!」と言われました。
「手話ができればなぁ」という思いが生じ、現在継続して講座に通っています。
でも、facebook上ではかなりやりとりさせて頂いているので年に1回しか会わない人よりも
関係は濃いと私は感じています。
3.ご紹介
これも意識的にお願いすることで生まれてきます。
「笑っていいとも」方式でインタビューを受けて
下さった人に知り合いで協力して頂けそうな方がいれば、ご紹介頂く。
どなたか1人という仕組みをアレンジして人数は無制限。
順番を調整して順次依頼する。
この仕組みを確立できれば相手がいなくなる心配をせず、
インタビュー企画を続行できます。
しかし、これはインタビューに協力して頂き、
かつ誰か紹介して下さいという相手に負担をかける話。
ですから、補助的なものと考えるべきでしょう。
また、メルマガのコンテンツをインタビューとして2年間やってきたので、
そろそろコンテンツをてこ入れする時期にきているというのもあります。
インタビュー相手を得る主力手段は自分でコントロールできる2.の
facebookで、知り合った人の中でインタビュー相手を探すとなると思います。
チャレンジドはツールとしてフル活用すべし、というのが私の考えです。
私の障害特性を考えると、空間を超えて人と知り合えるので合理的です。
前述のように入り口がfacebookというパターンが多く、
ナミねぇの事例のようにそこから直接会うことに繋がるケースもあります。
逆に、直接会った後、facebook
で交流して親交を温めることも多いです。
一般的には後者の使い方が多のではないでしょうか。
私の場合、facebookが対人関係で
大きな役割を担っています。
メリットばかり書きましたが、気を付けるべきこともあります。
・利用時間をコントロールすること、
・対面でのコミュニケーションでないので、誤解を生みやすいことを心得て言葉を発する
ことなどでしょうか。
特に後者はメルマガやブログでも当然言えることです。
メルマガやブログはfacebookメッセージやLINEなどと異なり、
リアルタイムでなく双方向性も薄いので即座に感情的にはなりにくいです。
しかし、発信者である私は受け手がどう感じるかを考え抜いて言葉にする必要があります。
私は自分の意見をはっきりと表明するタイプなので、それを忘れればいわゆる炎上で信頼を一瞬で失うでしょう。
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