私が小学生の時に担任だった先生が校長をされているというご縁から市の制度である「みんなの先生」として、宝塚市立高司小学校で以下のような目的と内容の授業をさせて頂きました。

これまで相手にしてきた年齢層とは全く違う子どもたちにどのような表現で
私の闘病経験を伝えれば心に残るかに腐心しての授業となりました。
子ども達は反応が素直で話しやすかったです。

◆目的
① あまり接することのない身体の不自由な人をじっくり見てもらう
② 身体が不自由でも楽しく生きている私の姿から何か感じてもらう

◆なぜ体が不自由になったのか
①22歳の時におとずれた人生最大の危機
②なぜ、そこで「もうどうでもいい」とならなかったのか?
・まわりの人を悲しませたくない
・それに泣いたからといって身体が動くようになるわけではない
・だから、身体が不自由でも明るく前向きに恩返しをするために生きようと決めた。

◆身体が不自由だからこそ持てた私の夢
①したいこととできること
②失敗について
③物事をどう考えるかは自由
★★今日のポイント
生きていると楽しいことだけでなく、辛くて苦しいこともたくさんある。だけど、全ての出来事が自分を成長させてくれる。
だから、諦めなければなんとかなる!

聞いて下さった先生方へのアンケート結果と子ども達からのメッセージの一部を以下に掲載します。

「今が一番楽しい」と答えられた時は島本さん、すごいな、と思いました

島本さんがどうして自分から講演をしようと思うようになったのかや、つらい目にあったのに、なぜ恩返しをしようと思えるようになったかが、一番興味をもちました。
一番興味のあった恩返しをしようと考えた話と病気をしたことで今まで気づかなかった家族の絆を感じて手紙を見て泣かれた話には、じんと来ました。また児童の質問に対して「今が一番楽しい」と答えられた時は島本さん、すごいな、と思いました。
今日はありがとうございました。児童のために時間を作って下さり、ありがたかったです。森校長先生がつけたしておられた「きっと友達や家族が支えてくださったから乗り越えられた」ということを島本さんがはっきりおっしゃれば、島本さんの考えがより相手に響いていくと思いました。
お忙しい中、ありがとうございました。

病気になっても自暴自棄にならず、世の中に恩返しをしたいと考えられたところに器の大きさを感じました。

病気になっても自暴自棄にならず、世の中に恩返しをしたいと考えられたところに器の大きさを感じました。

子ども達からのメッセージ