チャレンジドの社会参加の形として、「働く」のが自立という点からも理想的。ですので、この活動としても、ここに積極的に関与したいと考えています。

行動するために、まずは知って、考えるということで、昨年11月に障害者の就労について参加型で考える第1回バリアフリーサロンを企画。この企画は、基本的に中規模20名程度の参加型で行っていくつもりです。しかし、今回は諸事情あり少人数開催となりました。

想定外でしたが、お陰で距離感がかなり近く、活発な意見交換ができました。前回はチャレンジドの就労状況についての一般論を伝え、課題について意見交換しました。その中で、チャレンジド自身の意欲という根源的な指摘があったのを踏まえ、第2回はその意欲をテーマに具体的に考えるために、意欲が大前提の道、自営業を選択した私を事例に皆さんと意見交換しました。

私からは失敗も交えて(もっと成功していけば失敗経験については触れなくなると思います)、 チャレンジドの自営業を成立させるコツを伝えました。

要点は、
①障害年金を受給できるようにしておく ⇒特に国民年金の納付義務のある二十歳以上で現在厚生年金に加入していて、給与から天引きされていない方は障害年金を受給できるように国民年金を未納にしない

②周りの人のサポートに頼ることを悪いことだと考えない

③小さく始める

以上を満たせば、最初の一歩を踏み出しやすい(つまり意欲が比較的小さくても始めることはできる)という感じです。 写真、ホワイトボードの記載事項は、「チャレンジドの意欲を育むために必要な要素」 について意見交換したなかで出たことをまとめたものです。チャレンジドの参加者の方のお話に応える形で種々の意見が出ました。写真から当日の雰囲気を感じて頂ければありがたいです。

以下、受講者の感想です。

私の知らない実態があることに気付かされた

 

人の縁とまわりのサポートの大切さを改めて感じました

 

普段知ることのない体験談は参考になりました