「幻」を楽しむエクササイズ|荒川隆太朗

Giftの荒川です。初記事ですね。僕の記事は「”自分を変える喜び”を届けるエッセイ」ということで主にコンテンツは次の3つに分類されると思います。

今回は初回ですので、早速エクササイズを紹介してみようと思います。まずはやってみて感じてみて深めていきましょう。テーマは「幻」を楽しむです。

いきなり怪しいタイトルになりましたが大丈夫ですよ笑

夜の寝ている間、みなさん夢を見ますか？僕は時々見ますね。大抵の場合、そこには私のその時の心の奥にあるものが現れてくるものです。以前、上司との関係性が悪くなっているときに事務所で殴り合いの喧嘩をするという夢を見たほどです。

特に知識とかなくても僕の奥底の願いを感じ取れてラッキーでした笑

ところが僕たちは夜寝ている間に限らず”夢”を見ています。というか”夢を見させるエネルギー”が僕たちの背後にあります。まだ引かないで。そこに大事なことがあるのです。

早速やってみましょう。エクササイズは次の4つのステップです。

１、目を閉じて体の力を抜いてお腹で呼吸し、深くリラックスしてください。うまくできない時は体に思いっきり力を入れて5秒ほど維持した後、力を抜くと解れたりします。何れにしても5分ほどかけてそれぞれリラックスした状態を作ってください。

２、気になっていることを思い返す。誰かとの関係の問題。ちょっとしたトラブル。楽しかった思い出などなど浮かんでくる「あなたの物語」を捕まえてみてください。自分が良いと思うことや悪いと思うことでも判断せずに捕まえてみてください。

３、その「物語」の続きについていってみてください。そこにある人々の交流や出来事の展開もその「物語」自身が展開するのに任せてついていってみてください。また、そこに生まれてくる感情を押さえ込んだり、ないことにしたりせず、それをそのまま味わってみてください。

４、この「物語」は今の自分に何を伝えるために現れたのかを振り返る。解釈し過ぎず、感じ取ったことから学びを得てみましょう。

例えば、僕だったら先ほど行った新しいクライエントとのミーティングでとても満足して終えられたことが蘇ってきました。そこでその「物語」についていってみます。

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心地よくミーティングし、僕自身は今、とてもワクワクしている。そして、このチームのメンバーが躍動感を持ってお互いにエネルギーが高く交流している様子が見える。

丸いテーブル。先ほど会議をしたクライエントの男性と彼と一緒に働く2人の女性。みたことのない場所だけど居心地が良く過ごせるように緑色のマットとおしゃれなテーブルがある。

ところが、心地よく話していた僕たちの間に対立が始まる。険悪なムードが起きてきました。僕は怯え、狼狽しています。「なんとかしないと」と焦ります。

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この居心地の悪い感情が湧いてきたことで一度「物語」が止まってしまいました。もう少し続けてみようとその「焦り」を感じている自分のことを丁寧にみてみる。手に汗をかき、目が泳ぎおどおどしている彼をじっと見つめる。すると…。

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「大切なことを見失っていた！！」と僕は気づきました。チームのメンバーのある女性が「自分は本当に伝えたいことがまだ言えていない」と僕のイメージの中で口にし、対話が再開していきました。

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まだまだ続けられそうですが、この記事を書かないといけないので一旦この辺りにしようと思いました。気づきもあり、収穫を得られたので一時的に僕は満足しています。

ポイントは起こってくることに従うといスタンスです。空想の中に私たちの奥に眠っている信念や恐れ、色々なものをテーブルの上にあげることができます。

また、この「物語」はそのイメージの中に現れた出来事をそのまま実行に移すのが大切なのではありません。大事なことなので繰り返しますが、そのまま実行に移すことが「大切ではありません」。そんなことをしていたら僕たちは1日のうちに世の中のありとあらゆる美食を食べながら、何人もの異性とセックスしなければ満たされないというようなことにもなりかねません。

大事なのは「今の自分の状態に気づく」ことです。僕の場合、「物語」を通じて見えてきたことは「ワクワクしているけど、本当に大切な声を聞くことができていないような違和感が自分の中にある」ということの自覚を促してくれるものでした。

きっと皆さんが展開する「物語」にもみなさん自身の奥に眠らせている様々な想いが湧いてくることと思います。それをありのまま見つめ、ご自身について優しく気づいてあげて欲しいと思います。

では、やってみましょう！ Let’s try!!

次回もお楽しみに！