障害者からチャレンジドへ
22歳の時、私は脳出血で倒れ、身体に障害が遺り、the challenged(以下、「チャレンジド」と表記)として第二の人生を歩むことに。
チャレンジドという言葉には、とてもポジティブな意味が込められています。
賛否両論あるかと思いますが、私は賛同し、積極的に使っています。
※ (挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」を語源とするチャレンジドには、障害をマイナスとのみ捉えず、障害を持つゆえに体験する様々な事象を自分自身、社会のためポジティブに生かして行こう、という想いが込められています。
なお、私は自身の全ての情報発信において、「障害」と表記しています。気分を悪くされる方が中にはいらっしゃるかもしれませんが、
法律には障害と表記されていますし、使う人の意図に悪意があるのか、が本質であり、「害」か「がい」かにこだわるのは、
些細な言葉狩りのようなものだと一人の障害当事者として思っています。
さて、チャレンジドを応援する竹中ナミさん(ご本人の希望により、私も含め、親しみを込めて“ナミねぇ”と皆さん呼んでいます)

社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長 ナミねぇこと竹中ナミさん
とご縁を頂き、私は自身を障害者でなく、前向きに「チャレンジド」と捉えるようになりました。
ナミねぇが立ち上げ、四半世紀に渡り活動してきた社会福祉法人プロップ・ステーションが、
中心になって、アメリカ生まれの「チャレンジド」という言葉を日本で提唱しています。
バリアフリーチャレンジ!について
私自身この発想でチャレンジドである自分だからこそできることにより、
暮らしやすい世の中を実現するべくバリアフリーチャレジ!
という旗を掲げ、情報共有活動を3年間継続してきたところです。
「by the challenged」を体現するための活動です。
具体的には、自分自身の経験や種類の異なる障害のあるチャレンジド本人、その関係者に取材。
チャレンジドの思いをメールマガジンで発信してきました。
自分だけでなく、他のチャレンジド関係者による情報発信という点で、
「by the challenged」ということをより強く意識してきました。
また、講演活動やチャレンジドをゲストに招いての主催イベントを実施。
障害の有無に関わらず、様々な人に対面の場で障害について知って頂くように努めてきました。
この活動に触れたチャレンジドが様々な事例を知り、情報を得ることで、
チャレンジド自身の新たな行動に繋がっていけば、と願っています。
これまで私がメールマガジンやリアルの場で発信してきたこと、
そして新たな情報を追加していくことで私のページを活動の集大成の場に育て、
より多くの人に知って頂けるように制作していきます。
「バリアフリーチャレンジ!」を継続できているのは、
チャレンジドである私のために応援してくださっている皆様の
ご厚意があるからです。
誠にありがとうございます!
forからbyへ
活動によりチャレンジである私が他のチャレンジドを応援する。
障害があるからということでなく、
現実問題として、障害の種類や程度によりできることには
差異があるとは思います。
差異は障害がなくてもあります。
しかし、全ての人が存在を尊重され、
最大限その人らしく生きられる世の中を
チャレンジドの視点を活かしてチャレンジドも主体になって実現したい!
それは障害のない人にとっても暮らしやすい世の中のはずです。
この想いを要約した言葉が、「by the challenged」。
前述のご縁を頂いた、私にとっての活動における師、
ナミねぇが国会で意見陳述された内容に影響を受けました。
その模様を紹介させて頂きます。
お手すきにご覧頂けますとうれしいです。
さて、最後に、更新は不定期ですが、
最初が肝心なので当面は更新頻度を高めに、
記事をUPしたいと思っています。
なお、イベント案内などの最新情報はメルマガで発信しています。
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