「失敗してもいいからとにかく行動してみよう」という結論になるから「なるようになる」という心理状態は強い

以前、「実践こそ社会参加していくために必要なこと」

という主旨の記事を書きました。

今日はそこに至るために必要なメンタルについて。
参考になれば幸いです。

病前からそうだったのですが、
特に障害者になってから私は合理的、

前向きという評価を人から

受けることが増えました。

講演の質疑応答やアンケートでは、
「なんでそんなに前向きなんですか?」
というニュアンスの言葉を頂きます。

このように人から見られる背景には、
私自身がベストと思える精神のバランス、
「なるようになる」
という姿勢で生きられていることがあります。

そのおかげで、身体は不自由でも
ストレスはあまり感じないです。

心は自由ということしょうか。

ただ、バランスと書いたように、
盲目的にそう思ってはいません。

 

(長い闘病生活の)
その境地に至る過程で、
生来繊細でもある私は大きな不安と
闘いました。

そこでは、不安から目を背けませんでした。

むしろ徹底的に向き合い、

どうすればいいかを冷静に考え、

行動に落とし込んできました。

この作業を繰り返し、
潰せる問題は潰す。

ここですぐに潰せない問題については、
深追いしない。

「無理なものは無理」です。

身体障害者となり、
このことは身体が知り抜いているので、

この部分の切り替えは速いです。

「やれることはやった」

この心理状態になれば、
潰せない問題があっても、
あとは「なるようになる」
と思えます。

私の印象では、障害者の方は意外と?
明るい人が多いです。

このような切り替えをできることが
関係しているかもしれません。

人当たりが良い方になると、
太陽のように見えます。

 

これは私がこの思考方法を
実践していて感じるのですが、
「なるようになる」は強いです。

「失敗してもいいからとにかく行動してみよう」
という結論になるからです。

行動すれば、
人のQOL(Quality of life)は向上します。
※QOL:「人がどれだけ自分らしい生活を送り、
人生に幸福を見出しているか、
を尺度としてとらえる概念」

私の「なるようになる」の原点は多分母にあります。

意識的だったのかどうか、
私の入院中病室で、

「ケセラセラ~なるようになる♪」
とよく歌っていました。

我が子が身体障害者になると
わかっていてこの振る舞い。

すごいです。