カジュアルOKならウィンドブレーカーと手袋とネックウォーマーで何とかなる!

車椅子生活者として毎日のように外出する初めての冬を迎えました。

気温の高低は絶対的な指標ですが、
寒いかどうかというのは人により感じ方が異なります。

その中で車椅子生活者は、身体障害等により歩行能力が
低く、移動に困難がある人達です。

身体機能、移動能力が低いということは、
代謝が低いと考えられ、身体も温もりにくいと
思います。

勿論、冬が好きで寒さはそこまで気にならない
車椅子生活者はいるでしょう。

私はと言うと、寒いと筋肉が硬直しやすく、寒いのは苦手です。

もっと言うと、大嫌いです。

そんな私がこれなら冬も何とかなりそうという外出対策をまとめます。
前置きが長くなりましたが、
残りはサクサク行きます。

1.最大の敵は走行時の空気抵抗

風が強いと当然寒いです。
というよりも車椅子生活者に風は
弱ければラッキーという程度です。

天気予報で「風は弱く比較的穏やか」
と言っていても無関係です。

電動車椅子を走らせるのは冷たい空気を
切り裂いて進むという事です。
そこまでスピードを出さなくても、
後述の装備が無ければ顔がイタイです。
これは健康な方が寒い日に自転車に乗るのと
ほぼ同じ感覚だと思います。

余談ながら、車椅子の場合、
飲食店の横などを通ると、
エアコンの室外機がはき出す冷風が
横顔に直撃して更なるダメージを受けます(苦笑)。

無事に越冬するための対策の
ポイントを以下まとめます。

2.私の寒さ対策

(1)基本の服装選び

上肢に障害があるかにもよりますが、
私のように、片手が使えないなどの場合、
冬は着替え自体が苦痛です。

着替えをスムーズに出来ないので、
同じ立場の方には
重ね着を最小限にするスタイル
をオススメします。

健康な方はご自由に(笑)。

ということで、アウターで勝負です。
下半身が結構冷えるので、サッカー部出身の私としては、
カジュアルデいい場合は、上下セットのウィンドブレーカー的な
モノをまとってしまえばいいと思います。
スーツの場合は、何となく気合が入るので、
それでしのぎます。

なら、スーツを着ろとなりそうですけど、
現在、スーツ比率が低いライフスタイルなので
上記ののようになります。

最近のスポーツウェアはファッション性も兼ね備えているので
問題ないです
。勿論、上はパンツと合うならダウンジャケットなどでもOKです。

(2)防寒三種の神器

手袋は当然必須なのでここには入りません。

参考までに片手を使えない私の場合麻痺している手は握る方向
に固まっていて、自分の意思で開く事ができません。
ですので、丸まった手の上から上からかぶせているだけ
という状態です。

かぶせやすい親指と他で
分かれているモノを使っています。

 

他方で、動く方の手は5指に分かれた普通の手袋です。
左右で違う種類になりますが、動かない手はぶらんとして
人から見えない位置に来るので気にしません。

片方の動かせる手に動かせる手で手袋をはめるのは
不可能なので、最初だけ手をもぞもぞ動かして、
後はワイルドに(笑)噛んで、引っ張ります。

さて、以下、強力な順に記載します。

①ネックウォーマー

前述の顔のイタさを何とかしてくれるアイテムです。
順当に首回りからということで、
マフラーを試しました。

手が不自由で片手でいい感じに巻けず、
巻いても結構隙間が出来ると判明。

そこで、ネックウォーマーがいい
という妹のアドバイスを受け、導入。
これはびっくりするほどあったかいです。

私はこちらを使っています。
この値段で
まさにコスパ最強です。

時に口のあたりまで上げ、
マスク代わりににしたり、
耳を覆うこともできるので、
顔下半分はこれで足ります。

眼鏡をしているので、
目空気が目にしみることはありません。
あと、ニット帽をかぶれば、最強ですが、
ちょっと怪しくなるので控えています。

②膝掛け

これもあるのとないのとでは、
体感的にかなり違います。

あまりお金をかけるポイントでは無いと思っているので、
100均で買った300円くらいのモノを使っています。

これでもかなりあったかく、十分です。

 

③貼るカイロ

これを肌着の上から背中に貼っておくとじんわりあったかくて

ホッとできると思います。

ネックウォーマーは自信を持ってオススメします。

ユニクロの回し者ではないので防寒になればどこの商品でもいいと思います(笑)。

投稿者プロフィール

島本 昌浩
島本 昌浩
バリアフリーチャレンジ!代表
challenged-view編集長