障害者の就労に新風を吹き込んだナミねぇとプロップ・ステーション

私自身がバリアフリーチャレンジ!を始める前から活動されている先輩を紹介します。

この道のリーダー的存在、ナミねぇが理事長を務める神戸に本部がある社会福祉法人プロップステーション。

その活動内容は社会にインパクトを与え得る革新的なものです。

活動内容の凄さはこのホームページを見て頂けば明白です。
私にはナミねぇへの個人的な思い入れがあります。

 

実は、現在の私の生き方の軸となっていて、
私の活動の様々な場面でも使っている
「チャレンジド」という言葉を私に教えてくれた恩人がナミねぇです。

定かではありませんが、2002年頃
だったか、ナミねぇが新聞にコラムを連載していて、
紙面で「チャレンジド」について
書いているのを私が読んだのです。

ナミねぇは国会議員や中央省庁に人の繋がりを持ち、
マイクロソフトのビルゲイツとも親交があるくらい
顔が広く、世界を股にかけて活動されています。

チャレンジドについて詳しくはこちらをどうぞ。

海外でチャレンジドはあまり使われていないなど諸説
あるようですが、私にとっては、あまり関係ないです。
広める側に立ちます。ここが現在の私の原点です。

チャレンジドを納税者に

さて、プロップの凄さは「チャレンジドを納税者に」という
目から鱗の発想の転換です。

それまでの「障害者=保護の対象」という価値を覆す、

私にすれば革新的、一般的には「何を言ってるんだ」となりそうな話。

この揺るがぬ哲学をもって、活動を展開されています。

革新的な枠組みを創造

働く→納税という単純な論理ですが、障害者雇用促進法の法定雇用率
でしか動いていない日本社会に、簡単に言えばコンピュータースキルを身に付けた
チャレンジドを育成して送り込むをことをしたのです。

詳しくはこちらをお読み頂くか私自身ナミねぇに単独インタビューをさせて頂いております。

近日中にその模様をUPするので少々お待ちください。

チャレンジドがスキルを身に付けることで戦力になる。

プロップがコーディネートをしたり、

在宅での仕事を獲ってくるなどして
マッチングを図ったのです。

このICT(情報通信技術)のスキルを身に付けるためのセミナー講師も
チャレンジドが担ったりと、障害者の就労に新風を吹かせたと言えます。
この事例を学ばせて頂き、私自身も含め、チャレンジドにとっては
障害の種類や程度により定義に幅はありますが「自立」が最優先課題であることから、
バリアフリーチャレンジ!でも「就労」は外せないと思っているところです。

投稿者プロフィール

島本 昌浩
島本 昌浩
バリアフリーチャレンジ!代表
challenged-view編集長