チャレンジドだからこそ新たな働き方を創造できるはず

私と同じような活動をされている諸先輩がいらっしゃいます。

それぞれ活動内容は多彩です。

これらの活動目的は、チャレンジドが生き生きと人生を歩んでいけるように

することに尽きます。

「働く」ことは障害の有無に関わらず大切

私自身の身に置き換えて考えてみるまでもなく、いや人が生きていくうえで、

「働く」ことが占める比重は大きいです。

 

私も、この部分に積極的にアプローチするイベントを開催しているところです。

 

できれば将来、当事者として系化してたものを発信したいと思っています。

今後このブログでも「働く」をテーマに情報発信します。

3回にわたり、現状働く上で大切な「外出」を取り上げてきた
流れを踏まえて、今回少し「働く」を掘り下げてみます。

在宅ワークの可能性

「外出」は、「働く」上で
絶対不可欠のもののではありません。

 

雇用形態の一つに在宅勤務があります。
現在、様々な企業でその可能性が探られています。

これは障害の有無に関わらず当てはまる働き方です。

また、90年代に出てきた言葉ですが、SOHO※という形で、
こようのみならず在宅で起業をするのは今や珍しい話ではありません。

※(Small Office/Home Office、
略してSOHO(ソーホー)とは、
「パソコンなどの情報通信機器を利用して、
小さなオフィスや自宅などでビジネスを行っている事業者」
といった意味で使われる場合が多い。 (ウィキペディア)

私も分類するならこの形に該当します。

 

障害者で起業をしている人がどれくらいるのか。
調べたてみたのですが、パッとする統計を見つけられませんでした。

ちなみに、私の同業者の士業で車いすの方は、

私以外でこれまで一人しか見たことがありません。
雇用されるのでさえ厳しい中、起業のハードルは高いのかもしれません。

工夫次第だと思いますが、それはまたの機会に。

私には動き回ることが簡単ではないという制約があるからこそ、
合理的に考えて、動き回らずに済む場面が多い資格を使った分野の仕事を選択しました。

労働力人口の減少についての議論に欠落しがちな論点

他方で、日本の今後の課題の一つとして、
人口減に伴う労働力不足があります。

ここで出産後の女性や、介護の必要に迫られている人、
そしてスキルのある高齢者が在宅で働けるように、と言う議論は当初からあります。

また、移民やロボットの話が次に来ます。

更に、ここで忘れていただきたくないのが
多数の私たちチャレンジドです。

 

在宅勤務のフロンティアになれるのが、チャレンジドです。
チャャレンジドは障害の種類に応じて様々な制約を抱えています。

しかし、制約があっても生きていかねばならなりません。
人はその状況に置かれると適応しようとします。

「チャレンジドは“戦力”にならない」ではなく、
「チャレンジドだからこそ新たな働き方の形を提案できる」
と思ってもらえるように、今後も色んな場で私は発信し続けます。