幸い、打撲で済みましたが、2017年6月、
障害を負ってから2度目の転倒をしました。

1.初めての転倒(転倒後の対応について)

2016年の3月のことでこの時は、救急車のおせわになってしまいました・・・。

家の中で朝起きた直後で、寝ぼけていたのがいけませんでした。

障害者となり、15年以上、転倒無しの無事故できたのでその瞬間はビックリしました。

打ち所がお尻で意識ははっきりしていました。

また、これは2回の転倒に共通して言えますが、とっさに受け身の動作をとり、

頭部を守れていました。高校時代めちゃくちゃ嫌でしたが、体育の授業で柔道があり、

受け身をン腹っていて良かったなと初めて思いました(笑)。
更に、周りに家族がいたので冷静に対処できました。

2度目も家の中でしたが側に誰もいませんでした。

結果的に自力で立ち上がれなかったので携帯を鳴らして父に起こしてもらったのですが、

近くに人がいれば躊躇せず助けを求めればいいと思いますが、転倒というリスクに限らず障害者は行動する際、危機を知らせるために携帯を持っておくのは必須です。

さて、話を戻します。1度目の転倒時もタダの打撲で救急搬送は不要でした。しかしそれは結果論。

伸び続ける医療費を更に伸ばすことを心苦しく思いつつも、その瞬間は「骨折か?」と思うほどの痛みがありました。

そこで、「救急車を呼んで欲しい」と即座に家族に要請。

転倒前に自分の身を守るために意識すべきこと

①当たり前ですが、車の運転に感覚は似ていると思いますが、慎重になるべきところはなるべくセーフティに、

車の運転で交通量が多いところでは時は周りのペースになるべく合わせた方が安全なように

身体機能が付いていく限り、外出時に歩く時は周囲に合わせることも意識しておく。体調管理に気をつけ、集中力を切らさなければ

私の場合転倒することはほぼないです。これ以上は自分の体では危険という許容範囲を把握していることも大きいです。

次に別の角度から自分を守るためにできることを

転倒すると感じるのは、独居の高齢者だけでなく、私のような若い身体障害者も、

一人暮らしであれば家の中で転倒しただけで動けなくなり、そのまま孤独死というリスクはあるということです。

②自分の対応力を上げる:これは身体能力面の話です。私は発病後テーブルと椅子そしてベッドをR使う生活で

床レベルにしゃがんだり、そこから立ち上がるという動作をしなくなりました。

これは効率が悪いので捨てる選択をしました。しかし、能力的にはやれなくはないです。

それがイザ!という時にできるくらいにリハビリで動作訓練しておくのは有効です。

 

③当事者の自助努力として、コミュニティに溶け込もうとする
他方で地域で孤立しないように、周囲には受け入れる余裕があって欲しいものです。

例えば、私は戦力にならなくても、車椅子でマンションの公園清掃に参加するようにしています。

掃除する車椅子の30代というのは、相当目立つのでマンション内に私がいると多くの住人に認識されているはずです。

また、私自身は、こちらから先に挨拶するように率先して声掛けしているのですが、なかなか話が弾むというところまでには至っていません。

 

相手がもっと話したくなるような雰囲気づくりに努めたいと思います。

 

仮に、障害がバリアになって、向こうからは話かけにくいのだとしたら、ますます私が出ていく価値があるというものです。

投稿者プロフィール

島本 昌浩
島本 昌浩
バリアフリーチャレンジ!代表
challenged-view編集長