自分自身のチャレンジも、チャレンジする人を応援することも、ずっと続ける

こんにちは!
NPO法人Giftの代表まゆです(^^)

島本さんとのご縁で、こちらに記事を掲載させていただくことになり、
少しでも読んでくださる方が元気になれる記事が書けたら良いなと思っています。

走ることへのチャレンジ

そんなことを考えながら、私がみなさんにお届けできることってなんだろうと考えたときに、ふと思ったのが私の走ることに対するチャレンジでした。

今の私を知っている人は想像できないかもしれませんが、
私は、子どもの頃から小児喘息で小学校の低学年のときは体育の授業も参加できないことが多いくらい体が弱く、走ることは特に苦手でした。

今でも、教室に一人残って休んだときの小テストをしながら、校庭で他のみんなが楽しそうに体育をしているのを眺めていたときの記憶が鮮明に残っているくらい、運動できる人が羨ましかったです。

それでも、中学生になる頃には少し体力がついてきて、体育の授業も普通にできるようになってきました。
特に走ることが好きになったのは、中学生のときに、部活で卓球部に入ったのですが、水泳部の男の子が好きでその子が泳いでいるのを見たいがために、自主練と称して校庭を走るようになったことがきっかけです(笑)

それ以来走ることに関しては、ネガティブなイメージはなく、走っているときのテンションの高さも、きっとその初恋の君を思い出すからなのかもしれません!

とは言っても、喘息が完全に治ったわけではなく、季節の変わり目や台風のときなどは発作を繰り返し、4年前までは東京都の大気汚染医療補助助成を受けていました。
フルマラソンは、「いつか可能ならチャレンジしてみたい!」と思っていたのですが、せいぜい走っても3キロが限界で、とうてい無理だと諦めていました。

ところが、3年前にGiftに関わり始めた頃、メンバーから大阪マラソンにチャリティランナーという制度があり、それだと抽選なしで参加でき、しかも、参加するためには、応援する団体の寄付を集める必要があり、それがGiftの活動を行う上でも重要なことだったため、清水の舞台から飛び降りるような覚悟で参加申込みをしました。

参加することに決めたときは本番まで9ヶ月近くあったので、今から練習すればなんとかなるだろうと走る練習をし始めたのですが、わずか3キロがなかなか走れず、毎日同じ神田川沿いの遊歩道をひたすら走り続けました。

夏前に15キロのランの大会に出て、足を痛めて1ヶ月程あまり走れず、その後も整骨院に通いながら、練習を続けました。別の病院のお医者さんからは、「走るなとは言わないが、走らないほうが良いとは言っておきます。」と言われました(汗)

いまだにその時に痛めたところは痛みますが、痛みと付き合う方法も身についてきたように思います(笑)

そんなときに知り合いが、コーチを買って出てくださり、代々木の織田フィールドで練習をするようになり、フルマラソンに向けて、練習プログラムを考えてくださったり、いろいろな人の走っている様子を見ることで、少しずつ距離もタイムも伸ばせるようになってきました。

本番前に30キロの大会に出て休まず最後まで走り切ることができて少し自信がつきましたが、初めての42.195キロは私にとっては未知の世界で、不安だらけでした。

なぜ、走りきれたのか?

それでも、私が本番までモチベーションを維持できたのは、私が参加したのが、チャリティーランナーという枠だったからかもしれません。

大阪マラソンのチャリティランナーは、応援する団体の寄付を集めて参加するため、私が色々な方から寄付をいただいて参加権を得ることになります。
私が応援する団体や私自身への応援を受けて走るので、ちょっとのことでは諦めるわけにいかないのです。

大阪マラソンチャリティランナーについて

当日は途中少し歩いてしまいましたが、、沿道にいる大勢の方からの声援のおかげでゴールまで走り切ることができました。

初めてのフルマラソンで完走できたことは私にとって大きな自信になりました。

応援に来てくれた妹が撮影してくれたものです

 

 

私にとってマラソンは人生そのものという感じです。
日々、マラソン当日に向けてコツコツ練習をして、
本番も、ゴールまでの間を一歩一歩前に進んでいく。

私が諦めない限り、必ずゴールに到達する。
自分の努力は裏切らない。

途中、しんどくてもう諦めようと思いたくなる気持ちを振り切り、ゴールしたときに待っている達成感を味わいたくて、今年もまたフルマラソンに挑戦します。

年齢に関係なく、いくつになってもチャレンジできるということを、多くの人にもぜひ味わってほしいと思っています。

私自身、人は本当にやりたいと思ったことは、諦めなければ必ずできるんだということを、走ることで学びました!

そして、そのチャレンジは自分の努力だけではなく、周りの人の声援が何よりも力になるということも。

今年も、多くの方にチャリティランナーの支援をいただきました。
本当にありがとうございます。

だから、私は、自分自身がチャレンジすることも、チャレンジする人を応援することも、ずっと続けていきたいと思っています。