みなさんは、「最高のチーム」と聞いて、どのようなチームを想像されますか?

前提 定義が難しい

自主的
ひとりひとりが大事にされている
個性を尊重する
自由度が高い
目標に向かって進んでいる
チームワークがある
などいろいろ出てきそうですね。
ある方が、
「その人がそのままで素晴らしくて、そのままでなるべく気持ち良く生きられて能力を発揮できる環境」
ということを言っていて、
そのメモが出てきたので今回はこのことについて私なりの想いを記事として書こうと決めました。

 

私も、上記のことを大切に組織運営をしようと努力してきました。
本当にそうなればいいなと思ってかなり頑張ってきましたが、
なかなかうまくいかず、
いろいろな方にアドバイスをいただいたり、
本等を読んだりしましたが
そんなに簡単にはいきません。
そこで、なぜうまくいかないのかについて考えたときに、
私なりの答えがみつかりました!

試行錯誤の末に考えたこと

それは、それぞれの価値観が違うということを理解していなかったのです。
「自分のあたり前は相手のあたり前ではない!」
自主的に行っているつもりが、
自分勝手に思われたり。
相手をを大切にしようとして、
何も言えなくなってしまったり。
個性を尊重しようとして、
どこまでを個性と考えるのかわからなくなったり。
自由度を高くしようとして、
ルールがなさすぎて無秩序になったり。
などなど
あげればきりはないですが、
私の当たり前と他の人の当たり前が違うことをまずは、認識する必要があるのです。
その上で、大切なのはチームが共通の価値観を持つ必要があると思うのです。
そもそも何のために自分たちは一緒にチームとして動いているのか?
その目的や、その目的に向かうための手段をはっきりさせずになんとなく進むと、チームはバラバラになってしまいます。
そして、バラバラの状態をルールで縛ろうとすると、息苦しくなってしまいます。

 

様々なコミュニティに関わってきて感じること
良いチームは、自然と目標に向かってそれぞれが自分の役割を言われなくても行うようになると思うのです。

理想に向かって

野球やバレーボールなどのスポーツも、自分の役割をしっかりまっとうすることが大切なように、
みんなが同じポジションや役割なのではなく、それぞれが最も力を発揮できるところを知ることが大事で、
みんなが同じである必要はないのです。
これは、チームづくりだけではなく、社会についても言えることだと思います。
それぞれの人には、自分の役割があり、誰一人同じではありません。
そして、それぞれが自分と他の人は違うということを知って、それぞれの違いを認め合い、
必要とし合う関係となることが大切なのではないでしょうか。
島本さんが目指す、誰もが生きやすいバリアフリーな社会とは、そのような社会だと私は思っています。