育児をしていると怒る場面は、必ず出てきます。
しかし、なぜ怒られているのか?子どもに伝わらないことが、ありました。
皆さんは「怒る」と「叱る」のちがいを意識したことありますか?
わたしのイメージは…
怒る=感情的に否定する
叱る=なぜダメなのか理由を説明してさとす
コトバンクさんで調べると…
わが家が、怒るを意識したとき
長男が次男を泣かせた時「ごめんなさい」しか言わなかった。
わたしは「どうして?」と疑問に思って
なぜたたいたのかの理由を聞いてみました。
【怒らないから】教えてほしい
「…ほんとうに?(怒らない?)」と長男が確認してきた。
わたしは、大岡越前を目指す
両者の話を聞いて本人以外の第3者(この場合は長女)の意見を確認してから
「〇〇した方がいいんではなかったか?」と対話するようにしています。
マンツーマンで話をしているとお互いヒートアップしているので
あくまで、話をドラマ化するようにしている。
(客観的に考えられるようにいろんな人の意見を取り混ぜています)
そんなわたしが、無条件に怒る
- ケガをすること
- 迷惑をかけること
時が多いこと気づいた。
例えば、どんなに口で「バカ」と言われても人をたたいてはダメ
(もちろん悪口を言った人も注意します)
ダメだけではなく、対応策を子どもにはしっかり話します。
- 嫌な気持ちになることを相手に伝える
- 近くのオトナに報告する
- 物理的に距離をとる
一度、伝えても子どもは、すぐに忘れるもの
何度も折に触れて話をすることが大切です。
怒った後でフォローする
お母さんは、怒るけど「あなたをたいせつに思っている」
また、わが家は毎日3人それぞれが1人の時を狙って
「あなたがいちばん大好きだよ」と伝えるようにしています。
そうすると…
「怒るお母さんは、怖いけど好き」
と言ってくれるようになりました。
なぜこんなに回りくどい方法をとったのか?
夫と子どもが話をしている現場を目撃したから…。
基本的に夫は、大声でマシンガントーク(息継ぎなしでしゃべる)が多かったです。
話の内容は、怒られていないんだけど…
長男を見ると
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
とずっと謝っている
本人は、怒っているつもりがなくても
子どもには、「怒られている」意識が残ってしまうんです
きっかけは、牛乳をこぼした子どもを反射的に怒った
これは、育児ではよくあることだと思います。
牛乳は、匂いも色もついてしまうので💦
「ゆっくり歩いてって言ったやんか」
「なんでそんなに早く歩いたの?」
「早くふかないとしみになる」
「雑巾もってきてや」
「あ-あ-、白くなってしまった」
と2分以内にまくしたてられたら
オトナでも責められているように感じませんか?
夫に伝えた具体的で効果的な方法
- 叱る前に6秒数える
もしくは、大きく深呼吸を3回してから叱る - 叱るときは60秒以内にする
- 大きな声でしゃべらない
- 1回話をすると60秒だまる
ペアトレ(ペアレントトレーニング)でCCQをならったことを参考にしました
Calm:穏やかに(おちついて)
Close:子供に近づいて(肩をたたいて気づかせる)
Quiet:声のトーンを抑えて静かに(そっと)
CCQで話をするのと凸凹ちゃんには、聞いてくれるようになります。
長文で叱っても…最初を忘れていきます
なので、1文をみじかく!確認しながら話をします。
よく言うのが
「牛乳をもつときは、歩くのよ。わかった?」
「わかった」
「お母さんは、なにを注意して歩くように言った?」
「…わからない」
言葉で伝わらないなら、絵を描きます
絵は、うまくなくて🆗です。
棒人形でもいいし
言葉でもいいです。
聞いてもピンとこない場合は
ふきだしで言葉を書く。
書くことで本人も
こんなふうに考えていたんだと気づきも得られます。
わたしは、それをよく見るカベに後で貼っておきます。
これだけ考えて意識してても全く!できないとき
それは、ママのココロとカラダが疲れているときです
そんなときは…
早く寝てゆっくりお休みしましょ
★家庭療育については、こちらからお読みください
「どんな子で、なにができるか?」
「ナニに興味をもって、どんなことができるか」を家庭療育に取り組む前に考えます。
⇒前回参照「家庭療育に取り組む前に必ずしてほしい2つのコト」