バリアフリーチャレンジでわたしは、家庭療育のコツをつづっていきます。
【家庭療育】
ご家族(例えば、パパやママ)がお子さんと一つ屋根の下で暮らしながら、その中に療育的な要素をちりばめ、ムリなく、家庭を療育の場にすること
【療育】
障害のある子どもの発達を促し、自立して生活できるように援助すること。
「療」は医療・治療を意味し
「育」とは保育・教育を意味する。
その前段階として
準備が2点必要だと思ったので説明しますね。
①子どもの様子を観察する
「長所」と「短所」
「好きなこと」「嫌いなこと」
なぜ嫌いなのか?もメモ書きしておくと便利です
例えば…
わが家の長男の場合
【長所】
・マルコメみそのCMが似合うかわいい笑顔
・だれとでも仲良くなれる
・わが家の良心と言っても過言ではないくらい、やさしい
・面白い
【短所】
・疲れたがわかりにくい
・周囲に気を使いすぎる
「好きなこと」
・仮面ライダー
・ポケモン
・ウルトラマン
・野球
・ドッチボール
・絵本をよむ
・そうめん
・白ご飯
・お肉
・シンプルな味付け
・柑橘類の香り
「嫌いなもの」
・暗いとこ
・2つの動作をこなすのがむずかしい
なわとびやドリブルがに苦手
・触覚過敏があるので…
炭酸飲料(痛い)
混ぜご飯(味が混ざるとまずくなる)
香水や化粧品の匂い(嗅覚過敏)
ポイントは、なんでもよいので【長所】を【短所】よりも多く書くことです。
また、これをまとめておくと、だれかにわが子の相談をするときにも役立ちますよ
②ママに余裕があるタイミングでスタート
時間的にも
気持ち的にも
ママにゆとりがあるときにするのがコツです
「はやく」
「まだ?」
「なんで、できないの?」
と否定的な声かけをしてしまうのって…いつの時だと思います?
朝の時間に余裕のない時
夜に疲れが出ている時
が多くありませんか?
なぜ、わかるかって?
わたしが、そうだったからです
ママにゆとりがないと
家庭療育が、かえってストレスとなります
学校行事がないときにはじめる
夏休みは、やめておく
相談できる相手や場所を確保する
など、ママに余裕があるときから始めてくださいね
育児書や専門書を読む前に
いくら育児書や専門書を読んでもすべてのことが、書かれているわけではありません。
また、わが子があてはまるわけでもありません。
診断名でとらわれるのではなく、
目の前にいる子が「なに」に困っているのかを知ることがたいせつだとわたしは、考えています。
★次回から、わが家で実践している内容を具体例をまじえて書いていきますね