高齢化の進展を踏まえるとハードのバリアフリー化は必須
バリアフリーという言葉から真っ先に連想するであろう、
多くの人が利用する駅におけるエレベーターの設置
など目に見えて分かりやすいハード面について。
![](https://barrier-free-challenge.comblog/wp-content/uploads/2017/04/4929974a9416a63d2ed1a749c45125c1-1-150x150.jpg)
平均的な車いすで利用できるトイレ
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本当にありがたいエレベーター
まず、現状について下記リンクの記事をご覧ください。
「駅の「バリアフリー化」どのくらい進んでる?」(東洋経済ONLINE)
1年ほど前の記事ですが、十分評価できる数字だと思います。
今後、バリアフリーは確実に進んでいくと考えていいです。
身近な改善例を紹介します。
私の自宅の最寄り駅、阪急電鉄今津線・宝塚南口駅は、
ベッドタウンにあるためか主要駅でない割には、乗降客が多いです。
ちなみに、改札が2F、ホームが3Fにある高架駅です。
バリアフリー状況について。
改札からホームを結ぶエレベータ―はきちんと付いています。
しかし、数年前までは改札階と地上を結ぶ
エレベーターの位置が悪く、バリアフリーとは言えませんでした。
エレベーターも適切に付けないとバリアフリーにはなりません。
しかし、現在は位置変わり、バリアフリー駅になっています。
東京オリンピック、パラリンピックが追い風に
当然、東京が最優先で整備されますが、
このことがニュースで流れ、関心を集めれば
それに比例して、人々の意識が高まります。
そうすれば、高齢化も相まって、
この流れは地方にも波及するはず。
更に言うと、意識が高まれば、
「こういう設備では使いにくいだろう」
といった当事者目線の声が
より多く上がるようになります。
それにより使いやすい施設になります。
ちなみに、様々な要因が絡むため、
一概には言えませんが、
駅へのエレベーターの設置には、
最低1,000万円以上、トイレの多目的化には数10万~数百万円
の費用がかけられているようです。
ここは優先順位をつけてやることが大切です。
場所については、利用者の多いところから、
そして設備については、チャレンジドが「外出」
できるどうかに加えて、高齢者やベビーカーのそれをも左右する
エレベーターとトイレを優先する
という方針で良いと思います。
外出しやすくなれば、社会に活力が生まれる
在宅の働き方も広がっていますが、「外出」にこだわるのは、
それが働くこととと密接に結びついているからです。
人口減少社会において、チャレンジドが就労できれば、
数百万人規模の“戦力”になり得ます。
移民の議論と同時に、こちらを唱える人が
もっと多くいていいと思います。
働きに出て所得を得たチャレンジドが消費すれば経済も回ります。
投稿者プロフィール
![島本 昌浩](https://barrier-free-challenge.com/wp-content/uploads/a93d1d6d7534d5fc65621e5c72d3630c.jpg)