NPO法人Giftの代表理事の小山真由美と申します。

私は、3人の子どもの母として、仕事、子育て、勉強と同時に
地域やPTA活動などにも積極的に関わってきました。

その中で、仕事に対する意識改革が必要と感じ、20135月に
「働くことを考えようプロジェクト」を立ち上げ、学生と社会人が
「働く」ことについて、真剣に考え話す場、
様々な働き方を知る場を作りました。

今は活動を休止していますが、
そのプロジェクトを助けてくれていたメンバーが「Gift」を立ち上げ、
NPO
法人設立の準備からGiftに関わっています。

私たちGiftは、
「一市民として次の世代も、その次の世代も、
ずっとその先の子どもたちも「生まれてきてよかった」と
感じられる社会基盤の創造に向けて
「恩送り」の仕組みを提案すること」
ミッションに活動をしている団体です。

ミッションで繰り返していますが、
私たちは「恩送り」の考え方を大切にしています。

私たちは、市民一人一人に明日を今日よりも良い世界に
変える力があると信じています。

ほんの少しだけ、受け取ってきた恩に気づき、
みんなが未来のためにその恩を送り出していくだけで、
私たちは未来にもっと希望を持てると思うのです。

それを自ら実践する意味でも、
「恩送り基金」を寄付として預かっています。

その預かったお金を非営利団体へ助成金という形で託し、
彼らが未来をよりよくするような支援を行なっています。

具体的にはNPO「恩送り基金」から助成金を交付し、
一緒に戦略、成果、資金収支、活動に一貫性を持たせ、
より成果の出る事業計画を作り上げていきます。

この事業計画は、私たちから将来世代に対するある種の手紙です。

そして、私たちも含め、皆さんが日々携わる仕事は将来世代に対する贈り物なのです。

Giftは、「恩送り基金」に集まった金額に応じ、発展していきます。

その中で非営利組織だけではなく、
企業も学生も、フリーランスも巻き込み、
社会にある様々な仕事が将来へのより大きな
贈り物となる事業を展開していきます。

そんな事業展開を目指す上で、
私たちは経済に可能性を感じています。

経済は悪者ではなく、社会の1つの側面です。
人々が対話し、一人一人のお金の使い方ともらい方を
変えていくことで恩送りが連綿と受け継がれる仕組みに
なり得ると考えています。

だから、私たちは人々が将来世代のことを考え、
対話する経済は「恩送り」を具体化したシステムになり、
「生まれてきてよかった」と思える社会を持続する
社会基盤になると信じています。

そんな、私が島本さんのバリアフリーチャレンジを応援しているのは、
島本さんの「障がいのある人が暮らしやすい社会なら、誰もが暮らしやすい社会になる」
という考えと、「人とのつながり」を大切にする想いに共感したからです。

私は、毎週日曜日にメルマガを配信しています。
このメルマガは2014919日からスタートし間もなく5年となります。
ここでは、日頃私が社会の様々な事象から感じたことや、
私の経験から感じたことなどを雑多に配信しています。

その中でも比較的人気が高い記事を抜粋し、
さらにバリアフリーチャレンジにふさわしい内容に書き換えて
お送りできればと思っています。

具体的には、「対話する経済とは」「社会貢献が当たり前になるしくみ」「恩送りの社会」
等をテーマに、私の経験と未来への願いを込めて記事が書けたらと思っています。

特に、一貫して私が配信してきた、「恩送りの社会」と島本さんの目指す
「誰もが暮らしやすい社会」に共通する記事をお届けできたらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

※小山さんの活動の様子がよくわかる代表によるインタビューを
こちらからご覧いただけます。読めば、元気になります。