工夫すれば何とかなることは結構ある

チャレンジドがどのように生活しているか、を広く知って頂くことが

チャレンジドにとって暮らしやすい世の中を築き、ひいては誰もが暮らしやすい世の中
の実現につながると考えて私は具体的な情報を発信しています。

日常生活において、半身マヒの私が独力で爪切りをするという状況を考えます。

右手しか使えない人間がどのようにして右手の爪を
切るのか想像してみてください。

 

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はい、普通に考えるとこれは無理です。ここで登場するのが「自助具」です。

自助具の定義について、ネット検索の結果で
分かりやすかったものを引用します。

自助具とは、身体の不自由な人が
日常の生活動 作をより便利に、
より容易にできるように工夫さ れた道具。
福祉機器の中で 最も身近な道具であり、
生活を広げるもの

 

今回ご紹介する爪切りは、リハビリ専門職の 作業療法士(OT)
の先生に作って頂きました。

通常材、料費さえ出せばこのようなのものを作り、
作れるように訓練を受けていらっしゃるようです。

 

ここからは動画を交えて説明します。
動画の良さはこの種の実演をする場合に発揮されます。

動画内で使っている爪切りの構造を簡単に説明します。

2枚の板をちょうつがいで繋ぎ合わせて
ぱたぱた開閉できるようにして
その片方に普通の爪切りを埋め込むような感じで取り付け、
もう片方に取っ手のような金属が取り付けてあります。

どう使っているかは動画で分かります。動画内で私が別の動画を参照して欲しいといっていますが、その必要はありません。

 

投稿者プロフィール

島本 昌浩
島本 昌浩
バリアフリーチャレンジ!代表
challenged-view編集長