「恩返し」したいという私的な理由が原動力 根底にあるのは感謝
病気で倒れて、家族、友人という個人的な人間関係は勿論、医療スタッフや街で出会う人たち、
そして不十分な点もありますが、公的な制度など社会全体のサポートがあって今の私があります。
ですので、私を形成しているのは社会全体に対する感謝の気持ちです。
ところで、倒れて以来、7時間程度の睡眠時間を確保するように私は留意してきました。
脳の手術をした影響で私にはてんかんの発作があり、睡眠時間を確保して脳を休めることが必要なためです。
とてもナイーブな個人情報ですが、この活動においては自己開示を重視していますし、仕事上の関係でも一定程度
継続的なお付き合いになる場合はオープンにしています。
病気や障害についてのいわゆる「カミングアウト」はとても繊細な事柄で個々のスタンスが尊重されるべきです。
私は積極的にしていく立場なのでネット上ですが書いておきます。
さて、やらねばならぬことがあるのが人の世の常です。自分で決めたことがあり、最近睡眠時間を若干削っています。
このブログが100記事になるまでは更新ペースを高めで運営していくと決めたことも影響しています。
意義があることだと考えているからです。
その一つが冒頭の見出しにした「恩返し」です。これだけでは抽象的ですし、私的な理由過ぎて独りよがりなモノになりかねません。
ただ、動機に共感して頂ければ情報も受け入れて頂きやすくなるとは思います。
複数の当事者ならではの情報発信により健常と障害の間にある意識のバリアをなくしていく
独りよがりにならないために留意したのがこの点です。
私以外の当事者の視点を持ち込むために関係者に取材した内容をコンテンツにしたメールマガジンを発行する。
それを実現するための方法を昨日投稿した記事でご紹介しました。
実際に3年以上以上活動する中で直接顔を合わせて、あるいはネットを介してたくさんの方と
繋がりを築いてきました。
「たくさんの人を勇気づける」くらいの気持ちで活動しています。
実際、私が動く様子を見て、そのように思って下さる方がいることを知れましたし、
逆に様々な人の生き様から私が勇気を頂いています。
元資格スクールの講師というキャリアを生かして「ほう」とか「なるほど!」という情報を発信していきます。
これにより情報の受け手であある皆様が社会の中で障害者や身体機能的に弱い立場にある高齢者など多様な人と過ごしやすくなります。
ありがたいことに、現在この活動は関東から四国、九州に至る地域の方々に応援頂いています。
北海道、沖縄にも繋がりができるように続けていきます(笑)。